人気上昇中の「ペット参加型結婚式」で、失敗しないためのポイント

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犬や猫などのかわいいペット。そんなペットたちを家族の一員として「結婚式に参加させたい」と考えるカップルが増えています。ペット参加型の結婚式は、和やかなムードが生まれやすい素敵な企画ですが、一方で通常の式よりさらに細やかなゲストへの配慮が必要です。


今回は、人気が高まり続けるペット参加型結婚式について、どんな演出が可能なのか、また、どんなポイントに注意すればよいのかを分かりやすく解説します。


ペット参加型結婚式とは

ペット参加型結婚式とは、新郎新婦が飼育している犬や猫といったペットが参加するスタイルの結婚式です。これから家族になる新郎新婦とそのペットが、ともにゲストをお迎えしたり、一部の演出に参加したりして、結婚式を盛り上げます。


可愛らしい動物が参加することで、緊張しがちな式の雰囲気が和みやすくなります。また主役の新郎新婦にとっては、大切な家族の一員であるペットと喜びを分かち合うことができ、より素敵な思い出づくりができるでしょう。


少子化やライフスタイルの多様化を受けてペットに対する需要が高まる中、「結婚式にペットも参加させたい」というニーズも高まり続けています。ただし、動物の参加には様々な配慮が必要であり、全てのホテルや結婚式場でペットを受け入れているわけではありません。


それでも、ペットの参加を受け入れる施設は近年徐々に増えています。これから挙式を考えているカップルだけでなく、ブライダルの仕事に就こうとしている人も、ペット参加型結婚式について知っておいて損はありません。


ペットが参加できる、結婚式の演出の例

さて、ペット参加型結婚式と聞いて、あなたはどんな演出を思い浮かべますか? ゲストとしても経験する機会が少ないため、「一体どんなことができるんだろう?」と不思議に思った方も多いのではないでしょうか。


ペット参加型の結婚式では、主に次のような演出が可能です。


ゲストのお迎え

受付で、新郎新婦や親族がペットとともにゲストをお迎えします。ペットに負担がない範囲で、タキシードやドレス、蝶ネクタイなどでおめかしさせるのも人気のスタイルです。気をつけたいのは、ゲストの洋服を汚したり、動物が苦手な人にペットが近づいたりしてしまうハプニング。トラブルを避けるため、しっかりとリードを付けるか、抱っこでお迎えする必要があります。


バージンロードをともに歩く

バージンロードに新郎新婦が登場する際、ペットも一緒に入場します。新婦と父親にペットが同伴したり、もともと新郎が飼っていたペットを連れて新婦のもとへ歩いていったりと、関係性に合わせた演出をすると、より素敵な時間になるでしょう。


結婚指輪をペットが運ぶ

海外では、新郎新婦のもとへ結婚指輪を届ける役(リングガール、リングボーイ)を、小さな子どもが務めることが多いもの。リングを運ぶその役目を、ペットに務めてもらう演出です。猫などにはやや難しいため愛犬に任せるケースが多く、この役目を務める犬は「リングドッグ」と呼ばれます。結婚指輪は、リングドッグの首輪にカゴをぶら下げる、服にリングピローを縫い付ける、といった形で運んでもらいます。


結婚証明書に肉球でサイン(証印)

愛猫や愛犬といったペットの肉球にインクをつけ、結婚証明書の証人欄にスタンプをする演出です。結婚証明書は式が完了した後で持ち帰ることができるため、新居に飾るなど、末永く記念の品として楽しめます。


ウェディングフォトを一緒に撮影

当日の参加が難しいペットでも、前撮りであれば比較的参加しやすくなります。ペットたちにもおめかしを施し、新郎新婦や親族と一緒にウェディングフォトを撮影すれば、素晴らしい記念写真となるでしょう。撮影した写真を結婚式の当日にウェルカムスペースに飾ったり、ウェディングケーキにデザインとして取り入れたりすることも可能です。


ペット参加型結婚式のポイントや注意点

結婚式を様々な形で盛り上げてくれる、かわいいペットたち。素敵ですね。ただ、動物を参加させる際には、やはり通常の結婚式とは異なる点に注意する必要があります。


式場のルールを守る

結婚式にペットを参加させる際には、ホテルや式場に必ず事前に確認をとりましょう。式場の中にはペット参加を受け付けていない施設ももちろんあります。また、チャペルへの入場はOKでも、食事が提供される披露宴会場は衛生面から「ペット入場NG」と定めている施設がほとんどです。さらに、ゲージの持参やペットシッターの同伴などについての規定もあるでしょう。まずは、こうした式場側のルールをきちんと守ることが大切です。


ゲストに配慮する

式に参列するゲストの中には、動物が苦手な人や、動物にアレルギーを持っている人がいるかもしれません。トラブルを避けるため、最大限の配慮を心がけましょう。ゲスト全員に対して、できれば招待状を送る前に「ペットが参加してもOKか」を確認し、招待状にもきちんと明記を。実際にアレルギーを持つ人がいた場合、座席の位置や演出を工夫してペットからできるだけ距離をとる、といった調整が必要になります。


事前準備を万全に

新郎新婦だけでなく、ペットたちにも事前準備が必要です。前日までにトリミングやシャンプーを施し、抜け毛やニオイ対策をしましょう。また、当日は必要なアイテム(おやつ、水入れ、おもちゃ、トイレなど)を忘れず持参し、マナーウェアやリードをきちんと着用させましょう。披露宴の最中は、新郎新婦・親族はゲストのおもてなしに忙しく、ペットの面倒を見ることが難しくなります。ペットシッターなど、信頼できる人にお世話を依頼しておくことも大切です。


ペットに負担をかけすぎない

多くの動物にとって、慣れない場所や人がたくさんいる場所は、それだけでストレスになります。いくら素敵な演出ができるからと言って、ペットが嫌がることや苦手なことを無理強いするのは避けたいところ。また複数の演出に参加させるなど、過度な負担をかけると、体調不良を招いてしまうこともあります。大切な家族だからこそ、ペットの気持ちや体調を最優先に考えながら、計画を立てていきましょう。


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犬や猫などのかわいいペット。そんなペットたちを家族の一員として「結婚式に参加させたい」と考えるカップルが増えています。ペット参加型の結婚式は、和やかなムードが生まれやすい素敵な企画ですが、一方で通常の式よりさらに細やかなゲストへの配慮が必要です。


今回は、人気が高まり続けるペット参加型結婚式について、どんな演出が可能なのか、また、どんなポイントに注意すればよいのかを分かりやすく解説します。


ペット参加型結婚式とは

ペット参加型結婚式とは、新郎新婦が飼育している犬や猫といったペットが参加するスタイルの結婚式です。これから家族になる新郎新婦とそのペットが、ともにゲストをお迎えしたり、一部の演出に参加したりして、結婚式を盛り上げます。


可愛らしい動物が参加することで、緊張しがちな式の雰囲気が和みやすくなります。また主役の新郎新婦にとっては、大切な家族の一員であるペットと喜びを分かち合うことができ、より素敵な思い出づくりができるでしょう。


少子化やライフスタイルの多様化を受けてペットに対する需要が高まる中、「結婚式にペットも参加させたい」というニーズも高まり続けています。ただし、動物の参加には様々な配慮が必要であり、全てのホテルや結婚式場でペットを受け入れているわけではありません。


それでも、ペットの参加を受け入れる施設は近年徐々に増えています。これから挙式を考えているカップルだけでなく、ブライダルの仕事に就こうとしている人も、ペット参加型結婚式について知っておいて損はありません。


ペットが参加できる、結婚式の演出の例

さて、ペット参加型結婚式と聞いて、あなたはどんな演出を思い浮かべますか? ゲストとしても経験する機会が少ないため、「一体どんなことができるんだろう?」と不思議に思った方も多いのではないでしょうか。


ペット参加型の結婚式では、主に次のような演出が可能です。


ゲストのお迎え

受付で、新郎新婦や親族がペットとともにゲストをお迎えします。ペットに負担がない範囲で、タキシードやドレス、蝶ネクタイなどでおめかしさせるのも人気のスタイルです。気をつけたいのは、ゲストの洋服を汚したり、動物が苦手な人にペットが近づいたりしてしまうハプニング。トラブルを避けるため、しっかりとリードを付けるか、抱っこでお迎えする必要があります。


バージンロードをともに歩く

バージンロードに新郎新婦が登場する際、ペットも一緒に入場します。新婦と父親にペットが同伴したり、もともと新郎が飼っていたペットを連れて新婦のもとへ歩いていったりと、関係性に合わせた演出をすると、より素敵な時間になるでしょう。


結婚指輪をペットが運ぶ

海外では、新郎新婦のもとへ結婚指輪を届ける役(リングガール、リングボーイ)を、小さな子どもが務めることが多いもの。リングを運ぶその役目を、ペットに務めてもらう演出です。猫などにはやや難しいため愛犬に任せるケースが多く、この役目を務める犬は「リングドッグ」と呼ばれます。結婚指輪は、リングドッグの首輪にカゴをぶら下げる、服にリングピローを縫い付ける、といった形で運んでもらいます。


結婚証明書に肉球でサイン(証印)

愛猫や愛犬といったペットの肉球にインクをつけ、結婚証明書の証人欄にスタンプをする演出です。結婚証明書は式が完了した後で持ち帰ることができるため、新居に飾るなど、末永く記念の品として楽しめます。


ウェディングフォトを一緒に撮影

当日の参加が難しいペットでも、前撮りであれば比較的参加しやすくなります。ペットたちにもおめかしを施し、新郎新婦や親族と一緒にウェディングフォトを撮影すれば、素晴らしい記念写真となるでしょう。撮影した写真を結婚式の当日にウェルカムスペースに飾ったり、ウェディングケーキにデザインとして取り入れたりすることも可能です。


ペット参加型結婚式のポイントや注意点

結婚式を様々な形で盛り上げてくれる、かわいいペットたち。素敵ですね。ただ、動物を参加させる際には、やはり通常の結婚式とは異なる点に注意する必要があります。


式場のルールを守る

結婚式にペットを参加させる際には、ホテルや式場に必ず事前に確認をとりましょう。式場の中にはペット参加を受け付けていない施設ももちろんあります。また、チャペルへの入場はOKでも、食事が提供される披露宴会場は衛生面から「ペット入場NG」と定めている施設がほとんどです。さらに、ゲージの持参やペットシッターの同伴などについての規定もあるでしょう。まずは、こうした式場側のルールをきちんと守ることが大切です。


ゲストに配慮する

式に参列するゲストの中には、動物が苦手な人や、動物にアレルギーを持っている人がいるかもしれません。トラブルを避けるため、最大限の配慮を心がけましょう。ゲスト全員に対して、できれば招待状を送る前に「ペットが参加してもOKか」を確認し、招待状にもきちんと明記を。実際にアレルギーを持つ人がいた場合、座席の位置や演出を工夫してペットからできるだけ距離をとる、といった調整が必要になります。


事前準備を万全に

新郎新婦だけでなく、ペットたちにも事前準備が必要です。前日までにトリミングやシャンプーを施し、抜け毛やニオイ対策をしましょう。また、当日は必要なアイテム(おやつ、水入れ、おもちゃ、トイレなど)を忘れず持参し、マナーウェアやリードをきちんと着用させましょう。披露宴の最中は、新郎新婦・親族はゲストのおもてなしに忙しく、ペットの面倒を見ることが難しくなります。ペットシッターなど、信頼できる人にお世話を依頼しておくことも大切です。


ペットに負担をかけすぎない

多くの動物にとって、慣れない場所や人がたくさんいる場所は、それだけでストレスになります。いくら素敵な演出ができるからと言って、ペットが嫌がることや苦手なことを無理強いするのは避けたいところ。また複数の演出に参加させるなど、過度な負担をかけると、体調不良を招いてしまうこともあります。大切な家族だからこそ、ペットの気持ちや体調を最優先に考えながら、計画を立てていきましょう。


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