ホテル業界用語・専門用語集(五十音順)

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ホテル業界には、スタッフ間で使われる専門用語がたくさんあります。ホテルマンを目指す方や、現在ホテルマンとして働いている方のために、ホテル業界の専門用語を五十音順で解説します。

(※新しいワードを続々追加中です)

あ行

アサイン

(あさいん)

「ルームアサイン」の略で、ホテルの客室を宿泊客に割り当てることを指します。アサインは、顧客満足度を左右する重要な仕事の1つです。ゲストの属性、利用目的、それぞれの客室の位置や種類、予約状況などを総合して、ゲストのニーズや期待に沿う最適な部屋を選ぶことで、効率的な運営と顧客満足度の向上に寄与することが可能です。

アテンド

(あてんど)

接客や付き添いを意味する言葉。ホテルにおける「アテンド」は、主にお客さまに対してご案内やエスコートをする業務を指します。お客さまを送迎する際や、受付対応を行う際、レストランでお席までご案内する際など、ホテルの仕事では様々な場面でアテンド業務が発生します。

アメニティ

(あめにてぃ)

英語の「amenity」は、「(場所や気候などの)心地よさ、快適さ、快適な環境」を表す言葉です。日本では、主にホテルや旅館で宿泊客に配布される無料の消耗品(シャンプー・リンス、石鹸、歯ブラシ、使い捨てのクシやスリッパなど)を総称して「アメニティ」と呼ぶのが一般的です。

インスペクション

(いんすぺくしょん)

インスペクション(inspection)は、英語で「精査、点検、視察」などの意味を持つ言葉で、ホテル業界では主に客室内の点検を意味する「ルーム・インスペクション」の略称として用いられます。客室を清掃した後、室内が隅々まで清潔に保たれているか、また設備の異常や備品の不足がないか、といったことをチェックする業務です。清掃スタッフとは別のスタッフが担当することも多く、ホテルによっては専門のインスペクターを置いている場合もあります。

インバウンド

(いんばうんど)

「インバウンド」とは、外から中に入ってくるという意味で、観光業界やホテル業界では、外国人が自国に訪れてくる旅行のことを意味します。日本においては、海外からの訪日観光客や訪日観光旅行そのものを指します。インバウンド関連の需要は、観光業界における大きな要素の1つとして注目されています。

か行

コンシェルジュ

(こんしぇるじゅ)

宿泊客のリクエストに応じて、臨機応変な対応を行う専任スタッフのこと。客室にまつわる困りごとを解決するだけでなく、周辺の飲食店等のご案内・予約、観光プランづくりの相談やチケットの手配など、お客さまのご要望に沿ったあらゆる業務を行います。(ホテルによっては、フロントスタッフが「コンシェルジュ」を兼ねる場合もあります。)

さ行

スチュワード

(すちゅわーど)

ホテルやレストランで使う食器類(皿、グラス、シルバーなど)を維持・管理するスタッフのこと。通常のレストラン営業はもちろん、披露宴などのパーティで使用する大量の食器の管理も重要な業務です。ホテルで使われる食器には高価な品も多く、素材や性質ごとに適切な管理方法が異なるため、スチュワードには食器に関する高い専門知識が求められます。

た行

デポジット

(でぽじっと)

保証金、預かり金のこと。代金後払いのサービスにおいて生じ得る「サービスを提供したにもかかわらず、顧客から代金の支払いがない」というトラブルを防ぐために、代金の一部または全部を事前に預かり、支払い時に差し引きして清算を行うシステムです。

な行

ノーショー

(のーしょー)

ホテルやレストランなどの予約をしたが、キャンセルの連絡なし(No)に、姿を見せない(Show)現れないお客さまのこと。お客さまが来ないことによる損害は宿泊料金だけでなく、人件費・光熱費等の経費、食材の廃棄コスト、他のお客さまを受け入れられないための機会損失など多岐に渡ります。

は行

バンケット

(ばんけっと)

宴会や晩餐会を指す言葉。ホテル業界では、宴会そのものを「バンケット」、宴会業務に従事するスタッフを「バンケットスタッフ」と呼びます。ホテルの宴会場では国際会議など大小様々な会議や晩餐会のほか、披露宴では大切なパーティのひとときを心地よく過ごしていただくためなど、内容に合わせたクオリティの高いサービス提供が求められます。

ま行

や行

ら行

リネン

(りねん)

麻素材の織物を指す、フランス語の「linière(リンネル)」から派生した言葉。ホテルや旅館では、シーツや枕カバー、バスローブ、タオル類、バスマットなど、お客さまに提供される特定の布製品を総称する用語として使われています。

ルームチャージ

(るーむちゃーじ)

ホテルの宿泊料金のうち、人数にかかわらず1室分として請求される料金のこと。もしくは、レストランなどの施設料金を部屋番号に紐づけて、宿泊料金と合算して支払いするシステムのこと。「Room Charge」を略して「R/C」と表記される場合もあります。

わ行

その他

ADR(Average Daily Rate)

「Average Daily Rate(客室平均単価)」の略で、ホテルにおいて「その日に宿泊利用された客室の1室あたりの平均販売額」を指す言葉です。ADRは、「宿泊による売上の合計金額÷販売された客室数」で算出されます。客室の価格を設定する上で目安となる指標であり、時期や市場動向に応じた料金設定の参考としても使用されます。

DD(Do not disturb)

「Do not disturb(邪魔しないで)」の略で、客室のドアにゲストが掲示するサインの1つです。部屋の清掃やタオル交換など、ホテルスタッフの入室が必要なサービスを求めないことを伝えるために使用されます。ゲストのプライバシー保護や快適な滞在を確保するための重要な機能です。

GM(General Manager)

「General Manager(総支配人)」の略で、ホテル全体を総括する管理職を指します。「ホテルマネージャー」とも呼ばれます。GMはホテル運営における最高責任者であり、ホテルの日々の運営、サービス品質の維持向上、スタッフのマネジメント、経営戦略の策定、VIP顧客の対応、顧客満足度の向上など多岐にわたる業務を担当します。

MICE(マイス)

「Meeting(会議)」「Incentive Travel(研修・招待旅行)」「ConventionまたはConference(国際会議)」「ExhibitionまたはEvent(展示会)」の頭文字を取った言葉で、国際的なビジネスイベント全般を指します。これらのイベントは開催地周辺に多くの集客を見込めるため、観光産業や地域経済に大きな影響を与えます。ホテル経営においても、重要な市場として注目されています。

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ホテル業界には、スタッフ間で使われる専門用語がたくさんあります。ホテルマンを目指す方や、現在ホテルマンとして働いている方のために、ホテル業界の専門用語を五十音順で解説します。

(※新しいワードを続々追加中です)

あ行

アサイン

(あさいん)

「ルームアサイン」の略で、ホテルの客室を宿泊客に割り当てることを指します。アサインは、顧客満足度を左右する重要な仕事の1つです。ゲストの属性、利用目的、それぞれの客室の位置や種類、予約状況などを総合して、ゲストのニーズや期待に沿う最適な部屋を選ぶことで、効率的な運営と顧客満足度の向上に寄与することが可能です。

アテンド

(あてんど)

接客や付き添いを意味する言葉。ホテルにおける「アテンド」は、主にお客さまに対してご案内やエスコートをする業務を指します。お客さまを送迎する際や、受付対応を行う際、レストランでお席までご案内する際など、ホテルの仕事では様々な場面でアテンド業務が発生します。

アメニティ

(あめにてぃ)

英語の「amenity」は、「(場所や気候などの)心地よさ、快適さ、快適な環境」を表す言葉です。日本では、主にホテルや旅館で宿泊客に配布される無料の消耗品(シャンプー・リンス、石鹸、歯ブラシ、使い捨てのクシやスリッパなど)を総称して「アメニティ」と呼ぶのが一般的です。

インスペクション

(いんすぺくしょん)

インスペクション(inspection)は、英語で「精査、点検、視察」などの意味を持つ言葉で、ホテル業界では主に客室内の点検を意味する「ルーム・インスペクション」の略称として用いられます。客室を清掃した後、室内が隅々まで清潔に保たれているか、また設備の異常や備品の不足がないか、といったことをチェックする業務です。清掃スタッフとは別のスタッフが担当することも多く、ホテルによっては専門のインスペクターを置いている場合もあります。

インバウンド

(いんばうんど)

「インバウンド」とは、外から中に入ってくるという意味で、観光業界やホテル業界では、外国人が自国に訪れてくる旅行のことを意味します。日本においては、海外からの訪日観光客や訪日観光旅行そのものを指します。インバウンド関連の需要は、観光業界における大きな要素の1つとして注目されています。

か行

コンシェルジュ

(こんしぇるじゅ)

宿泊客のリクエストに応じて、臨機応変な対応を行う専任スタッフのこと。客室にまつわる困りごとを解決するだけでなく、周辺の飲食店等のご案内・予約、観光プランづくりの相談やチケットの手配など、お客さまのご要望に沿ったあらゆる業務を行います。(ホテルによっては、フロントスタッフが「コンシェルジュ」を兼ねる場合もあります。)

さ行

スチュワード

(すちゅわーど)

ホテルやレストランで使う食器類(皿、グラス、シルバーなど)を維持・管理するスタッフのこと。通常のレストラン営業はもちろん、披露宴などのパーティで使用する大量の食器の管理も重要な業務です。ホテルで使われる食器には高価な品も多く、素材や性質ごとに適切な管理方法が異なるため、スチュワードには食器に関する高い専門知識が求められます。

た行

デポジット

(でぽじっと)

保証金、預かり金のこと。代金後払いのサービスにおいて生じ得る「サービスを提供したにもかかわらず、顧客から代金の支払いがない」というトラブルを防ぐために、代金の一部または全部を事前に預かり、支払い時に差し引きして清算を行うシステムです。

な行

ノーショー

(のーしょー)

ホテルやレストランなどの予約をしたが、キャンセルの連絡なし(No)に、姿を見せない(Show)現れないお客さまのこと。お客さまが来ないことによる損害は宿泊料金だけでなく、人件費・光熱費等の経費、食材の廃棄コスト、他のお客さまを受け入れられないための機会損失など多岐に渡ります。

は行

バンケット

(ばんけっと)

宴会や晩餐会を指す言葉。ホテル業界では、宴会そのものを「バンケット」、宴会業務に従事するスタッフを「バンケットスタッフ」と呼びます。ホテルの宴会場では国際会議など大小様々な会議や晩餐会のほか、披露宴では大切なパーティのひとときを心地よく過ごしていただくためなど、内容に合わせたクオリティの高いサービス提供が求められます。

ま行

や行

ら行

リネン

(りねん)

麻素材の織物を指す、フランス語の「linière(リンネル)」から派生した言葉。ホテルや旅館では、シーツや枕カバー、バスローブ、タオル類、バスマットなど、お客さまに提供される特定の布製品を総称する用語として使われています。

ルームチャージ

(るーむちゃーじ)

ホテルの宿泊料金のうち、人数にかかわらず1室分として請求される料金のこと。もしくは、レストランなどの施設料金を部屋番号に紐づけて、宿泊料金と合算して支払いするシステムのこと。「Room Charge」を略して「R/C」と表記される場合もあります。

わ行

その他

ADR(Average Daily Rate)

「Average Daily Rate(客室平均単価)」の略で、ホテルにおいて「その日に宿泊利用された客室の1室あたりの平均販売額」を指す言葉です。ADRは、「宿泊による売上の合計金額÷販売された客室数」で算出されます。客室の価格を設定する上で目安となる指標であり、時期や市場動向に応じた料金設定の参考としても使用されます。

DD(Do not disturb)

「Do not disturb(邪魔しないで)」の略で、客室のドアにゲストが掲示するサインの1つです。部屋の清掃やタオル交換など、ホテルスタッフの入室が必要なサービスを求めないことを伝えるために使用されます。ゲストのプライバシー保護や快適な滞在を確保するための重要な機能です。

GM(General Manager)

「General Manager(総支配人)」の略で、ホテル全体を総括する管理職を指します。「ホテルマネージャー」とも呼ばれます。GMはホテル運営における最高責任者であり、ホテルの日々の運営、サービス品質の維持向上、スタッフのマネジメント、経営戦略の策定、VIP顧客の対応、顧客満足度の向上など多岐にわたる業務を担当します。

MICE(マイス)

「Meeting(会議)」「Incentive Travel(研修・招待旅行)」「ConventionまたはConference(国際会議)」「ExhibitionまたはEvent(展示会)」の頭文字を取った言葉で、国際的なビジネスイベント全般を指します。これらのイベントは開催地周辺に多くの集客を見込めるため、観光産業や地域経済に大きな影響を与えます。ホテル経営においても、重要な市場として注目されています。

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