ブライダルシャワーとは?内容や由来、バチェロレッテとの違いを解説

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最近、インスタグラムで「#ブライダルシャワー」というハッシュタグを検索すると、おしゃれな女子会の写真がたくさん出てくるようになりました。でも、ブライダルシャワーがどんなものか具体的に知らない人も、まだまだ多いかもしれません。


ブライダルシャワーとは、プレ花嫁へのギフトを持ち寄り、にぎやかにその門出を祝う女性中心のパーティのこと。今回はそんなブライダルシャワーについて、目的や由来、日本で取り入れるときのポイントなどを解説します。


ブライダルシャワーとはどんなもの?何をする?

ブライダルシャワーとは、結婚式を間近に控えたプレ花嫁の門出を祝い、友人知人がプレゼントを持ち寄って、にぎやかに過ごすパーティのこと。


欧米では一般的に行われている風習なので、映画や海外ドラマで見かけたことがある人も多いでしょう。


ブライダルシャワーでは、新生活に役立つギフトをめいめいが持ち寄り、プレ花嫁に贈ります。ギフトがシャワーのように降り注ぐ、というイメージから「ブライダルシャワー」と呼ばれるようになったと考えられています。


ブライダルシャワーを企画・運営するのは、親しい友人であることがほとんどですが、場合によっては従兄弟や姉妹などが主催を務めることもあります。


ブライダルシャワーに参加するのは、基本的に女性のみです。女性同士で集まって、美味しい料理やスイーツなどを楽しみながらたくさんのギフトを開封し、わいわいとにぎやかに過ごします。


結婚前の女子会と聞くと、「バチェロレッテとどう違うの?」と疑問に思う方がいるかもしれません。ブライダルシャワーとバチェロレッテは、コンセプトや目的が大きく異なります。


バチェロレッテというのは、プレ花嫁の「独身最後の夜」を盛り上げるためのパーティです。基本的には新婦とごく親しい友人数名だけで集まって行う内輪のパーティで、結婚式の直前(前日など)に行われ、夜の街に繰り出すなどやや過激な企画をするケースもあります。


一方で、ブライダルシャワーは「新生活に役立つギフトを贈る」ことが主目的のパーティです。時期は結婚式より少し前(2週間〜2ヶ月前くらい)に行われることが多く、プレ花嫁の友人や職場の同僚など、比較的たくさんの女性が参加するお祝いの席です。


ちなみに、ブライダルシャワーに似た言葉で「ライスシャワー」というものがあります。ライスシャワーは結婚式の演出のひとつで、ゲストが新郎新婦に米粒を振りかけて祝福するものです。こちらはブライダルシャワーとは全く異なる言葉なので、間違えないように気をつけましょう。


ブライダルシャワーの由来は諸説ある

ブライダルシャワーの習慣が欧米でどのように始まったのか、その由来には諸説あります。


由来として一般的に知られているのは、「結婚を親に反対された花嫁のために、周囲の人々が持参金代わりになるようささやかなギフトを集めて贈った」というストーリーです。


また、上流階級の女性たちの風習が元になった、という説もあります。こちらは、結婚前の花嫁を囲んでセレブな女性たちが集い、お祝いがてらゴシップや情報を交換するパーティを行ったことに由来している、というものです。


真逆の説がそれぞれ提唱されているのは興味深いところです。いずれにせよ、今や欧米ではおなじみの習慣となっており、日本でも広まり始めています。


ブライダルシャワーのギフトは、何を贈る?

ブライダルシャワーでプレ花嫁に贈られるギフトは、新生活の役に立つものが基本です。とくに女性の生活に役立つものが一般的とされています。


たとえば、


  • バスグッズ
  • 化粧品
  • ルームウェア
  • ランジェリー
  • 香水

......など。また、キッチン家電やおしゃれな調理用具などを贈る人も多いです。


ちなみに、花嫁だけでなく新郎新婦のふたりにギフトを贈る会の場合、ブライダルシャワーではなく「ウェディングシャワー」と呼ばれます。ウェディングシャワーでは、夫婦が一緒に使うもの、たとえば食器のセットやタオルセット、インテリアグッズなどが贈られます。


ブライダルシャワーを日本で取り入れる際のポイント

結婚式に関する風習は、欧米と日本とで異なる部分も多いもの。ブライダルシャワーを日本で取り入れる場合、国による習慣の違いを意識することも大切です。


とくに気をつけたいのは、「ご祝儀」の習慣に対する考え方です。日本では結婚式当日にご祝儀を持参することが一般的ですが、欧米にこの習慣はほとんどありません。


ある意味、ブライダルシャワーでプレ花嫁にギフトを贈るのは、日本のご祝儀の代わりにあたる行為とも考えられるでしょう。


もしブライダルシャワーでギフトを贈り、式当日にもご祝儀を包むとなると、「負担が大きい」と感じるゲストもいるでしょう。


そんな理由から、日本では「ギフトの持ち寄りはせず、ただお祝いの女子会をする」というスタイルで開催されるケースも珍しくありません。


また、ギフトを贈らない代わりに、お祝いされる花嫁が喜ぶ企画を考えるのも一つの手です。たとえば、会場の装飾やドレスを花嫁の好きな色で揃えたり、花嫁の趣味や好きなキャクターをコンセプトにパーティを企画したり、など。


レンタルスペースやホテルの女子会プランを使って非日常を演出するブライダルシャワーも、日本では人気が高いです。


大切なのはお祝いする気持ちです。ブライダルシャワーを行う際は、参加する全員にとって楽しい思い出になるよう工夫すると良いでしょう。


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最近、インスタグラムで「#ブライダルシャワー」というハッシュタグを検索すると、おしゃれな女子会の写真がたくさん出てくるようになりました。でも、ブライダルシャワーがどんなものか具体的に知らない人も、まだまだ多いかもしれません。


ブライダルシャワーとは、プレ花嫁へのギフトを持ち寄り、にぎやかにその門出を祝う女性中心のパーティのこと。今回はそんなブライダルシャワーについて、目的や由来、日本で取り入れるときのポイントなどを解説します。


ブライダルシャワーとはどんなもの?何をする?

ブライダルシャワーとは、結婚式を間近に控えたプレ花嫁の門出を祝い、友人知人がプレゼントを持ち寄って、にぎやかに過ごすパーティのこと。


欧米では一般的に行われている風習なので、映画や海外ドラマで見かけたことがある人も多いでしょう。


ブライダルシャワーでは、新生活に役立つギフトをめいめいが持ち寄り、プレ花嫁に贈ります。ギフトがシャワーのように降り注ぐ、というイメージから「ブライダルシャワー」と呼ばれるようになったと考えられています。


ブライダルシャワーを企画・運営するのは、親しい友人であることがほとんどですが、場合によっては従兄弟や姉妹などが主催を務めることもあります。


ブライダルシャワーに参加するのは、基本的に女性のみです。女性同士で集まって、美味しい料理やスイーツなどを楽しみながらたくさんのギフトを開封し、わいわいとにぎやかに過ごします。


結婚前の女子会と聞くと、「バチェロレッテとどう違うの?」と疑問に思う方がいるかもしれません。ブライダルシャワーとバチェロレッテは、コンセプトや目的が大きく異なります。


バチェロレッテというのは、プレ花嫁の「独身最後の夜」を盛り上げるためのパーティです。基本的には新婦とごく親しい友人数名だけで集まって行う内輪のパーティで、結婚式の直前(前日など)に行われ、夜の街に繰り出すなどやや過激な企画をするケースもあります。


一方で、ブライダルシャワーは「新生活に役立つギフトを贈る」ことが主目的のパーティです。時期は結婚式より少し前(2週間〜2ヶ月前くらい)に行われることが多く、プレ花嫁の友人や職場の同僚など、比較的たくさんの女性が参加するお祝いの席です。


ちなみに、ブライダルシャワーに似た言葉で「ライスシャワー」というものがあります。ライスシャワーは結婚式の演出のひとつで、ゲストが新郎新婦に米粒を振りかけて祝福するものです。こちらはブライダルシャワーとは全く異なる言葉なので、間違えないように気をつけましょう。


ブライダルシャワーの由来は諸説ある

ブライダルシャワーの習慣が欧米でどのように始まったのか、その由来には諸説あります。


由来として一般的に知られているのは、「結婚を親に反対された花嫁のために、周囲の人々が持参金代わりになるようささやかなギフトを集めて贈った」というストーリーです。


また、上流階級の女性たちの風習が元になった、という説もあります。こちらは、結婚前の花嫁を囲んでセレブな女性たちが集い、お祝いがてらゴシップや情報を交換するパーティを行ったことに由来している、というものです。


真逆の説がそれぞれ提唱されているのは興味深いところです。いずれにせよ、今や欧米ではおなじみの習慣となっており、日本でも広まり始めています。


ブライダルシャワーのギフトは、何を贈る?

ブライダルシャワーでプレ花嫁に贈られるギフトは、新生活の役に立つものが基本です。とくに女性の生活に役立つものが一般的とされています。


たとえば、


  • バスグッズ
  • 化粧品
  • ルームウェア
  • ランジェリー
  • 香水

......など。また、キッチン家電やおしゃれな調理用具などを贈る人も多いです。


ちなみに、花嫁だけでなく新郎新婦のふたりにギフトを贈る会の場合、ブライダルシャワーではなく「ウェディングシャワー」と呼ばれます。ウェディングシャワーでは、夫婦が一緒に使うもの、たとえば食器のセットやタオルセット、インテリアグッズなどが贈られます。


ブライダルシャワーを日本で取り入れる際のポイント

結婚式に関する風習は、欧米と日本とで異なる部分も多いもの。ブライダルシャワーを日本で取り入れる場合、国による習慣の違いを意識することも大切です。


とくに気をつけたいのは、「ご祝儀」の習慣に対する考え方です。日本では結婚式当日にご祝儀を持参することが一般的ですが、欧米にこの習慣はほとんどありません。


ある意味、ブライダルシャワーでプレ花嫁にギフトを贈るのは、日本のご祝儀の代わりにあたる行為とも考えられるでしょう。


もしブライダルシャワーでギフトを贈り、式当日にもご祝儀を包むとなると、「負担が大きい」と感じるゲストもいるでしょう。


そんな理由から、日本では「ギフトの持ち寄りはせず、ただお祝いの女子会をする」というスタイルで開催されるケースも珍しくありません。


また、ギフトを贈らない代わりに、お祝いされる花嫁が喜ぶ企画を考えるのも一つの手です。たとえば、会場の装飾やドレスを花嫁の好きな色で揃えたり、花嫁の趣味や好きなキャクターをコンセプトにパーティを企画したり、など。


レンタルスペースやホテルの女子会プランを使って非日常を演出するブライダルシャワーも、日本では人気が高いです。


大切なのはお祝いする気持ちです。ブライダルシャワーを行う際は、参加する全員にとって楽しい思い出になるよう工夫すると良いでしょう。


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